開館記念展

百島をはじめ広島県の瀬戸内沿岸地域における空き家や耕作放棄地の利用案や、アート活動とのつながりを議論していきます。講演者には、アートベースのプロデューサー・ディレクターである柳幸典をはじめ、企画展の出品作家であり、尾道市内で空き家再生プロジェクトに携わる小野環さん、三原市の小佐木島で柳とアートによる地域再生を手がける建築家の八木健太郎さんをお迎えします。

リヤカーゴ

 

日時:2012年11月18日(日)14:30〜
会場:ART BASE 百島
講演者:柳幸典、小野環、八木健太郎
テーマ:空き家と耕作放棄地の創造的再生について
定員:20名(先着順)※予定


柳幸典 YANAGI Yukinori
1959年福岡県生まれ。イエール大学大学院美術学部彫刻科修了。広島市立大学芸術学部現代表現領域准教授。
1993年、第45回ヴェネチア・ビエンナーレに選ばれ、アペルト部門で日本人で初めて受賞する。以後ニューヨークにスタジオを構え、多くの国際展に招待される。2000年のホイットニー・バイアニュアルでは、ニューヨーク在住の作家として外国人で初めて選ばれる。1992年の直島ベネッセハウスの開館に伴い個展に招待されたことが始まりで瀬戸内海の島の魅力に取り憑かれ、1995年に銅の精錬所廃墟がある犬島に出会い「犬島アートプロジェクト」を着想する。ニューヨーク近代美術館やイギリスのテート・モダンなど多くの美術館に作品が収蔵されている。

小野環 ONO Tamaki
美術家。1973年北海道生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。尾道市在住。

美術家三上清仁とアーティストユニット「もうひとり」としても活動。空き家や廃墟など見放された場や街の代謝に注目しながら作品制作を行う傍ら、尾道市山手地区を拠点にアーティストインレジデンスAIR Onomichi の企画運営に携わる。現在、尾道市立大学芸術文化学部美術学科准教授、AIR Onomichi実行委員会代表、NPO法人尾道空き家再生プロジェクト副代表理事。

八木健太郎 YAGI Kentaro
神戸大学卒。ワシントン大学、ローマで建築・アートを学ぶ。2002年より西日本工業大学デザイン学部准教授。
柳幸典とともに小鷺島ビオアイル計画に参加。国内外のアートプロジェクトや、過疎地の限界集落の持続可能性に関する研究も行っている。


開館記念展

開館記念展のプレビュー及びオープニングパーティーを開催します。また、尾道発の移動式マーケット「リヤカーゴプロジェクト」が出店します。様々な物を乗せたリヤカー屋台が出没し、ART BASE 百島の開館をさらに盛り上げます。オープニングパーティーでは百島島民によるバンド「Blowin' In The Wind」の演奏もお楽しみ下さい。

●プレビュー
日時:11月3日(土)12:30〜  作品鑑賞ツアー 14:00〜
●オープニング
日時:11月4日(日)13:00〜
会場:ART BASE 百島
料金:両日とも1,000円(観覧料、1フード付) *通常料金より200円引き


どなたでも参加可能ですが、予約制としております。
メール、または電話やFAXにて申込ください。(締切:10月27日)
メールでお申込の方は、件名に「ART BASE 百島:開館記念展参加」と記載ください。

E-MAIL: info@artbasemomoshima.jp
TEL / FAX: 0848-73-5105
担当:大橋、今井

申込の際には、以下をお知らせください。
●氏名(フリガナ)
●所属先 ※任意
●参加日
●参加人数 ※同伴で来場されない場合は、参加する方の全てのお名前をお知らせください。
●連絡先(電話・Eメール)